"習いごと"としてのバレエ

「感じる心」と「表現力」の成長。

バレエはとても繊細な芸術です。

例えば、ダンサーがほんの少し首を傾げるだけ、観客にはその場の空気、ダンサーの感情、物語の盛り上がりなど
たくさんのものが伝わり、それら全部が「感動」となるのです。

しかし、観る人の感情を動かし、大きな感動を与えるためには、ダンサー自身に「感動を感じる心」と「感動を表現する力」が備わっていなければなりません。
ダンサーを目指す子供たちは、観る人を感動させるためにより豊かな表現を目指して頑張るなかで、自分自身の「感じる心」や「表現力」を成長させていきます。
そうして成長した子供たちはやがて、人の気持ちがわかる、思いやりをもった素敵な大人になります。

また、クラスで講師の言葉や振り付けを理解しようとすればするほどするどい観察力・集中力が育ちますし、
発表会では努力の大切さ、また家族やスタッフへの感謝の気持ちや礼儀を身に着けることができます。

グラン・バレエ・アカデミーでは、レッスンに通いつづけることで、そうしたたくさんのことを学べることこそがバレエを習う素晴らしさだと考えています。

新しい自分との出会い。

バレエを踊ることの一番の素晴らしさは、「自分の感情を表現できる」というところです。

芸術はなんでも、「自分の感情を相手に伝えたい」「相手の気持ちを表現したい」という思いこそが大切です。
バレエは、そんな思いを自分の身体を使って表現できるところに最大の魅力があります。
そしてそれには年齢も性別も全く関係ありません。
必要なのは「豊かな感情」と「表現したいという思い」だけです。

真剣に取り組めば取り組むほど、表現の幅は広がっていき、
いつしか自分自身でも気がつかなかった感情に出会うときがくるでしょう。
そのときにそれを表現する技術があれば、表現の可能性はそこから無限に広がっていきます。

そんな素敵な表現はもはやあなただけのものではなく、それを観ている観客にも大きな感動を与えるはずです。